さて、そういえば禁煙はどうなったのだろうか。
やっぱり、禁煙について触れないわけにはいかない。
久し振りの更新は、禁煙について書くことにする。
「2回目の禁煙始めます!」と意気込んでから4ヵ月も一切更新していないのだ。禁煙について触れなければならない気がする。
結論から言うと、2回目の禁煙は失敗した。ついでに言うと、3回目の禁煙も失敗した。さらに言うと、4回目も5回目も失敗した。わかりやすく言うと、禁煙自体を失敗した。
わたしが働いている会社は1年で1番12月が忙しい。クリスマス時期はお昼ご飯を食べる時間もなく、退勤してからの深夜や会社が休みの休日に自宅で仕事をしなければならないくらいだ。そんな日常の中、眠気と空腹と疲れを僅かながらでも癒すために、わたしには煙草が必要だったのだ。……えぇ、言い訳ですとも!
心が納得できていない内は失敗する。
夫や友達から1本もらったり、人が吸っている煙草が気になったり、小説や映画での喫煙シーンに身悶えたり、禁煙を始めると、とにかく外部的な要因に喫煙欲が左右される。だから、もう数えきれないくらい禁煙に失敗した。
けれど、外部的要因に左右されるのは、心から禁煙に納得できていないからなのだと思う。吸いたい気持ちが残っているのに、それを誤魔化して禁煙すると大抵は失敗する。誰かが吸っているとか、眠気がひどいとか、無意識にか意識的にかは判定が微妙だけど、吸う理由を作ってしまうのだ。
だって、夫を含めた誰かが自分の横で煙草を吸っても、自分の禁煙には関係ないはずでしょ? それを言い訳にして「1本ちょうだい」を発動させるってことは、心が禁煙に納得していないということなのだ。
結局は吸い始めたけど、過去に1度だけ数ヵ月単位での禁煙に成功したことがある。そのときは、心が納得していたからかスッと禁煙モードに入って、そんなに辛くなかったような気がする。
仕事の繁忙期を越えた1月、わたしはそんなことをぼんやり考えていた。そして、2月になったら禁煙しようと決意する。
運命の1月31日、禁煙のスタートが近付く。
1月半ばくらいに2月から禁煙しようと決めてから、結果的に1日経たずに挫折するプチ禁煙を止めた。1日15本ほどの喫煙ペースに戻ったまま、我慢せず、禁煙しようと思わずに過ごした。ただ、2月になったら禁煙!と自分に言い聞かせていた。
1月30日。
いいタイミングで禁煙できるように、喫煙ペースを調整する。具体的に言うと、1月31日中に一箱を空にして、2月が始まると同時に禁煙スタートできるようにしたかったのだ。残っていると「もったいない精神」で2月になっても吸ってしまうだろうし、早くになくなりすぎても「まだ1月だし」理論で新しく一箱買ってしまうだろう。きり良くスタートさせるために、1月31日の23時台に最後の1本を吸い終わるようにしたかった。
その調整はうまくいき、2017年1月31日23:50から禁煙をスタートさせることができた。
ハッキリ言おう。禁煙をスタートさせることは簡単だ。わたしはもう数十回、下手したら数百回くらい禁煙をスタートさせることができた。大切なのは禁煙を継続させること、吸わない期間をどれだけ長く伸ばせるか、なわけで。それができなかったから、何百回も禁煙スタートしているわけである。
この禁煙が続くかどうかは、また次の記事で。